ハイローオーストラリアのスプレッドとは?2種類のスプレッド取引を理解して取引してみよう

ハイローオーストラリアでは、一般的なハイロー取引の他にも、スプレッド取引ができます。
従来のハイロー取引よりも利益が大きいことから、人気の取引方法です。
ですが、国内のバイナリーオプションではあまり聞かない取引の方法であり、知らない人もいるのではないでしょうか?
従来のハイロー取引とはなにが違うのか?
ハイローオーストラリアで取引できる、スプレッド取引について紹介します。
スプレッド取引について
スプレッド取引をお勧めするタイミング
スプレッド取引を控えたほうがいいとき
スプレッド取引をしたことがない方は、デモトレードで体験できます。
一度やってみて下さい。

スプレッドとは?
スプレッドとは、通貨の売値と買値の差のことをさします。
分かりやすく言うと、米ドルを買う値段と売る値段には差があります。
スプレッドは投資家にとっての手数料なのでスプレッドが広いと不利な譲許からのスタートとなります。
また、ハイローオーストラリアなどのバイナリーオプション業者では、スプレッドを利用した取引があります。
スプレッド取引って何?
スプレッド取引とは、ハイローオーストラリアが実施している取引方法の一種で、取引チャートにレンジ幅を新しく設け、取引時間が終了した時に、レンジ幅を超えている、または下回っていると投資家に利益が出ます。
ハイローオーストラリアを含め、海外のバイナリーオプションでは、業者総取りとなるレンジ幅というものがあります。
取引した時の為替値と取引終了した時の為替値が同じで、ハイでもローでもない時に、業者の総取りとなるのです。
スプレッドとは「広げる・延ばす」という意味があるように、業者総取りとなるレンジ幅を広げて取引をするのです。
スプレッドは固定されていない
スプレッドは、原則固定されるスプレッドと固定されないものがあります。
これは使用する業者によって異なります。
ハイローオーストラリアでは、よくある質問にありますが、スプレッドは固定ではないと記載されています。
スプレッドは固定されていますか?
いいえ。スプレッドは変化します。一般的に、判定時刻に近いほどスプレッドは狭くなります。
スプレッド取引をするメリット
スプレッド取引をする最大のメリットは、ペイアウト率が高いということです。
ハイローオーストラリアのペイアウト率は、取引時間ごとに固定されており、1.85~1.95倍の間でペイアウト率が設定されてます。
ですが、スプレッド取引を行うとペイアウト率は2.00倍に変更されるのです。
ペイアウト率が増えるということは、当然予想が当たった際の利益も増えます。
スプレッド取引を行えば、短時間でまとまった収入がえられるので大きく稼ぎたい方におすすめできる取引です。
スプレッド取引をするデメリット
大金を得られるスプレッド取引ですが、残念なことに、一般的なハイロー取引(ラダー取引)よりも負けやすいというデメリットがあります。
レンジ幅が広く設定されていますので、大きい値動きが無いとレンジ幅(業者総撮りの範囲)を超えられないからです。
仮に開始時が100の場合、ハイロー取引なら103や104でも利益となります。
ハイロー取引にとって重要なのはハイかローだけですので、たった1超えているだけでも勝ちというわけです。
ですが、スプレッド取引になるとレンジ幅が設けられ、レンジ幅以上に値動きする必要があります。
仮にレンジ幅が105に設けられていたら、103や104では足りないのです。
同じ値動きであっても、ハイロー取引とスプレッド取引では結果が変わってきます。
値動きによっては「ハイロー取引なら勝っていた」という事例も少なくありません。
スプレッド取引は、当たった際の利益は大きいけれど、予想自体が難しい取引といえるでしょう。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引
ハイローオーストラリアでは、ハイロースプレッドとターボスプレッド、2つの取引方法が用意されています。
それぞれの内容の紹介です。
HighLow(ハイロー)スプレッド
ハイロースプレッドは、従来のハイロー取引にスプレッドを加えた取引方法です。
レンジ幅が設定されており、終了時間の時に、レンジ幅を超えている(ハイ)か、下回っている(ロー)か予想があっていれば利益となります。
バイナリーオプションの基本となるハイロー取引と同じですので、取引自体は難しいものではありません。
ただし、レンジ幅が追加されたことで多少の値動きでは利益にならず、大きなトレンドの流れを読み取る必要があります。
名称 | ハイロースプレッド |
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取引時間 | 15分、1時間、1日 |
ペイアウト率 | 2倍 |
銘柄 | 通貨ペア17種類、仮想通貨4種類、株価指数10種類、ゴールド |
Turbo(ターボ)スプレッド
ターボスプレッドは、ハイローオーストラリアが行っているターボ取引に、スプレッドを加えた取引方法です。
ターボ取引とは、ハイロー取引よりも取引時間を短くした取引方法です。
ハイロー取引では「15分・1時間・1日」と取引時間がありましたが、ターボ取引では「30秒・1分・3分・5分」といったように、取引時間が極端に短くなります。
取引時間が短くなるということは、チャートの流れから予想もしにくいです。
さらには、時間が短すぎるため「値動きの変化が一切無い」なんてこともあります。
他にも、ハイロー取引なら途中で転売できたことが、一部のターボ取引では途中転売ができなくなっており、取引の際に注意が必要です。
ターボスプレッドになると、さらにレンジ幅も追加され、より大きな値動きが必要となります。最短30秒でレンジ幅を超える値動きも要求され、ハイロースプレッドよりも予想が難しいといえるでしょう。
ただ、代わりにペイアウト率もハイロースプレッドより高くなっています。
最大で2.20倍となっており、ハイロースプレッドよりも利益が大きいのです。
大まかにですが、ターボスプレッド>ハイロースプレッド>ターボ取引>ハイロー取引、の順にペイアウト率は高く設定されています。
名称 | ターボスプレッド |
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取引時間 | 30秒、1分、3分、5分 |
ペイアウト率 | 2~2.3倍 |
銘柄 | 通貨ペア7種類 |
スプレッド取引をするタイミングは何時が良い?
スプレッド取引は、レンジ幅を超える必要のある取引です。
そのため、小さい値動きでは足りず、大きな値動き(トレンド)が必要になってきます。
狙い目は市場開始・終了時間
狙い目となるタイミングは、市場が開始する時間です。
市場が開始してすぐの時間は取引を待っていた投資家たちが多く、取引が活発になります。
値動きが大きいことからトレンドもできやすくなり、レンジ幅を超えやすくなるのです。
似たような理由で、市場が終了するタイミングも値動きが大きくなるタイミングです。
今日中に取引を終えたい投資家が増え始め、トレンドができやすくなるでしょう。
特に、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場は投資家がとても多く、3大市場といわれる人気市場です。
それぞれ、東京市場(9時〜17時)、ロンドン市場(16時〜翌1時)、ニューヨーク市場(22時〜翌6時)の開催時間となっており、その開始と終了時間に取引をするのが狙い目です。
ただ、値動きが大きいということは、予想がしにくく外れやすい時間帯でもあります。そのため、一般的なハイロー取引では市場の開始と終了時間は取引を推奨されていません。
ハイローオーストラリアでは、ハイロー取引とハイロースプレッドの両方を行えますので、時間帯によって取引方法を使い分けるといいでしょう。
市場が重なる時間もおすすめ
市場の開始・終了時間以外にも、複数の市場が重なるタイミングは値動きが活発化しやすくなりおすすめです。
市場の開始と終了時間ほどではありませんが、代わりに値動きが予想しやすくなっているのです。
特に、22時~24時ごろはロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯です。
活発になるだけではなくトレンドの予想もしやすいことから、ハイロー取引とハイロースプレッドの両方で勝負がしやすくなります。
ハイリスクハイリターンな経済指標の時間帯
経済指標発表時の時間帯も狙い目です。
経済指標とは、GDPやPPIなど、国内の経済状況を数値化したものです。
単純に、数値がよければ景気が良く、数値が悪ければ経済は悪化していることが分かります。
経済指標が発表された直後は、景気に合わせて売買が加速し、為替相場が大きく動きます。
値動きが荒れることでレンジ幅を超えやすくもなり、スプレッド取引がしやすくなるわけです。
特に注目したいのはアメリカの経済指標です。ドルはどの国でもなじみがあり、人気の通貨ペアであることから投資家も多いです。
取引が大きくなることで別の通貨ペアの値動きに影響を与えることもあります。
生産者物価指数(PPI)、国内総生産(GDP)、雇用統計の3つは値動きに影響を与えやすいですので、アメリカだけではなく各国の動向も知っておくといいでしょう。
ただ、値動きが激しく予想がしにくいことから、経済指標発表のタイミングは「取引を辞めたほうがいい時間帯」ともいわれています。
レンジ幅を超える以前に、ハイとローの予想が間違っていたら元も子もありません。
スプレッド取引がしやすい時間帯ではありますが、あまりにも荒れて予想が付きにくい場合には手を出さない方が賢明です。
値動きが安定化したらスプレッド取引は控えること
値動きが激しい時間とは逆に、値動きがあまりない、安定した時間での取引はオススメしません。
値動きが有れないため予想がしやすいのですが、動きがあまり無いためレンジ幅を超えないことが多いからです。
いくら予想が当たっていたとしても、スプレッド取引ではレンジ幅を超えていないと意味がありません。
値動きが安定しやすい時間は、市場が始まってから1時間後だといわれています。
開始してすぐの時間は大勢の投資家によって取引されますが、1時間もすれば取引は修了するからです。
東京市場で取引を行う際は、10時~15時(ロンドン市場が開始される時間)までは、スプレッド取引に手を出さない方がいいでしょう。
もちろん、値動きが安定し予想がしやすいということは、一般的なハイロー取引がしやすくなります。
値動きが少ない時間帯は、スプレッド取引ではなく、ハイロー取引がおすすめです。
まとめ:ハイリスクハイリターンなスプレッド取引
スプレッド取引は、ハイリスクハイリターンな取引方法です。
「レンジ幅が少し増えるだけ」と思うかもしれませんが、実際に行ってみると、レンジ幅を超えることは簡単ではないと分かります。
さらに、ハイローオーストラリアではより取引時間の短いターボ取引まであり、簡単に予想できるものではありません。
ですが、見返りも大きく、予想が当たればまとまった利益を得ることができます。
スプレッド取引を上手く使えば、日に数十万稼ぐことも夢ではないでしょう。国内のバイナリーオプションとは違った、刺激のある投資を楽しめます。
ハイロー取引に慣れてきたら、スプレッド取引にもぜひ挑戦してみてください。
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