ハイローオーストラリアで順張り&逆張り鉄板攻略法!どちらが勝ちやすい?

- 順張りについて
- 逆張りについて
- 順張りの攻略方法
- 逆張りの攻略方法
ハイローオーストラリアを攻略する手法は大きく分けると「順張り」と「逆張り」の2通りがあります。
どちらもバイナリーオプションでは有効な手法なのですが、初心者は区別がつかなかったり、どちらを使えばいいのか悩んでしまっているのではないでしょうか?
そこで、この記事ではハイローオーストラリア初心者が順張り・逆張りを理解して、自分に合った手法を作る考え方を解説していきます。
順張りとは?
順張りとは相場の進む方向に従ってエントリーする方法です。
相場の進む方向 | エントリー方向 |
---|---|
相場が上昇している | ハイエントリー |
相場が下降している | ローエントリー |
順張りは「トレンドフォロー」とも呼ばれ、相場の勢いに乗る手法となります。
順張りは「トレンドフォロー」とも呼ばれ、このようなトレンド相場でのエントリー方法と言うことができます。
順張りのメリットとデメリット
- ・トレンドを確認した後にエントリーポイントを探す時間的余裕を持てる
- ・流れに乗るのでエントリー方向に価格が進みやすい
- ・少しエントリーポイントがずれても勝ちやすい
順張りは値幅の確保が必要なFXでは基本的なエントリー方法です。
ハイローオーストラリアの勝敗には値幅は関係ないですが、FXから派生したバイナリーオプションにおいても「値幅=確実にエントリー方向に進んでいる」ことは大事な要素となります。
- ・ノイズに巻き込まれて判定時間までに進行方向に進まない場合がある
- ・天井圏・底値圏でエントリーしてしまい、相場が反転してしまう場合がある
バイナリーオプションで主に使う1分足や5分足に多い、相場の流れとは反対方向のローソク足のことを言います。
バイナリーオプションは判定時間が決まっているため、このノイズに巻き込まれてしまい負けの可能性が非常に高くなるのですね。
そのため、ハイローオーストラリアで順張りを使って勝つためには、デメリットが少なく、メリットを生かせるポイントを探してエントリーすることがコツと言えるでしょう。
逆張りとは?
逆張りとは、相場の流れに逆らう、反発ポイントを狙うエントリー方法です。
エントリーポイント | エントリー方向 |
---|---|
上昇が止まると思われるポイント | ローエントリー |
下降が止まると思われるポイント | ハイエントリー |
逆張りは順張りとは逆で「相場の勢いが止まった点をピンポイントで狙う」エントリー方法と言い換えても良いでしょう。
逆張りはレンジ相場と言われる一定の幅の中で価格が上下している相場の場合や、多くの相場参加者が意識する反発ポイントがエントリーポイントとなります。
詳しいポイントの探し方は後ほど解説しますね。
逆張りのリスクと難易度
逆張りは流れに逆らうエントリーのため、常に相場が流れ通りに進んでしまうリスクがあるエントリー方法です。
このリスクを少なくする方法は明確な根拠が何個もある部分でエントリーすることです。
- ・ローソク足のプライスアクション
- ・ラインでの判断
- ・インジケーターの数値
- ・大きな時間足の流れ
バイナリーオプションは1分足や5分足の動きの早い時間足で勝負しなければいけません。
そのため、逆張りはこれらの根拠を瞬時に判断する技術と経験が必要なエントリー方法なのです。
根拠を判断できる経験と技術が伴っていれば、判定時間が決まっていて、勝敗に値幅が関係ないバイナリーオプションでは、逆張りは勝つ可能性の高いエントリー方法と言うことができるでしょう。
順張りと逆張りどっちがおすすめ
ここまで解説してきたようにハイローオーストラリア攻略で使う順張り・逆張りはそれぞれメリット・デメリットがあるので好みが分かれます。
つまり、バイナリーオプションで順張り・逆張りどちらを使うかは、自分が「どの相場」で「どの方法を使ったエントリーをしたいのか」をイメージしなければ決まらないわけです。
自分の好みが順張りか逆張りかを知るためには知識が必要です。
今はネットで検索すればいくらでも相場を勉強する資料がありますから、それらを見ながら知識を蓄えていきます。
YouTubeなどの手法をベースにしても良いでしょう。

それらを使って相場で自分のイメージに当てはまるか、自分にとって無理はないかなどを検証していきます。
時間はかかりますが、この作業を繰り返していけば、自分にとっておすすめが順張りか逆張りなのかが分かってくるでしょう。
「自分にとっておすすめ」のエントリー方法を探すコツは以下の3つです。
- 順張りか逆張りどちらか片方を極める
- 大きな流れを意識する
- ローソク足を中心に手法を考える
以下でこの3つについて詳しく解説しますから、順張り・逆張りを決める作業の参考にしてください。

「順張り」か「逆張り」どちらか一方を極める
相場は「順張り」向きの場面、「逆張り」向きの場面と分かれています。
ですので、両方できればいつでもエントリーできると考えるでしょう。
残念ながらバイナリーオプション初心者はどちらも狙おうとすれば、結局中途半端になってしまって稼げないと言う悪循環に陥ってしまいます。
エントリー回数が多いことは稼ぐ・勝つには繋がらないのが相場の世界です。
大きな流れを意識する
ハイローオーストラリアなどの短期取引はどうしても、エントリーする時間足の動きしか見ない傾向があります。
しかし、「相場は大きな流れに従う」と言う大前提があり、これを無視したエントリーは結局負けを多く拾ってしまう結果となります。
この画像のように大きな時間の流れの中で1分足や5分足が上下していると言うイメージです。
「マルチタイムフレーム」分析と呼ばれる、エントリーする時間足より大きな時間足を見る相場分析方法を、手法を決める時点から取り入れると、自分にとっておすすめの方法を見つけやすいはずですよ。
ローソク足を中心に手法を考える
バイナリーオプション初心者は「インジケーターの数値がこうだからエントリー」となってしまいがちです。
しかし、インジケーターはローソク足の現在の値が正しいのかを補助するために開発された物なのでローソク足の今の状況、つまり相場の状況を判断できなくては「ダマシばっかりで」全然勝てない物になってしまうのです。
「順張り」「逆張り」を考える際にもローソク足の動きの中でエントリーポイントを捉えて、そのエントリーポイントの根拠を強くする目的でインジケーターを使う。
この考え方はハイローオーストラリア攻略では大切なので覚えておきましょう。
順張りの攻略法
順張りのデメリットは相場のトレンドがどこまで続くのか分からない点。
このデメリットを解消するコツは確実にトレンドが出ている部分の初動を捉えることです。
トレンドの初動を捉える方法として、ここでは以下の3つの攻略法を解説していきます
- ラインブレイクを狙う
- 押し目買い・戻り売り
- インジケーターの活用
これらは別々に解説していますが、複合的に使うことにより相乗効果を発揮できる攻略法と言えます。
以下で詳しく解説するので、ハイローオーストラリアを順張りで攻略しようと考えた場合の手法づくりのベースとしてみてください。
ラインブレイクを狙う
レンジからのラインブレイクは一般的かつ狙いやすい手法の一つですが、ちょっとした工夫で勝率が大きく変わってきます。
おすすめはレジサポ転換・ロールリバーサルと言われるラインブレイクの王道的エントリーポイントです。
ラインはFXで売り買いが集中する部分を探すために引きます。
つまり、ラインを抜ければ、抜けた方向の注文が多いと判断できるのですが「ダマシ」が存在するのですね。
その後は手法にもよりますが、転換を確認した後のエントリーもしくは高値(下降の場合は安値更新)した後のエントリーを狙うことができます。
ラインの引き方は慣れが必要ですが、相場分析の基礎的な方法で応用性も高い技術ですから、ぜひmt4で練習してみてください。

押し目買い・戻り売り
トレンド相場でも価格は上下を繰り返して上昇・下降していきます。
- 起点を捉えるので高値掴み、安値掴みの可能性が少ない
- エントリーポイントが明確(トレンドがどこまで続くかの心配が少なくなる)
押し目買い・戻り売りのコツは「押し目を作って価格が相場の進む方向に動いたことを確認してからエントリーする」点です。
また、マルチタイムフレーム分析を使って常に大きな時間足の方向性も確認することも大切なポイントと言えます。

インジケーターの活用
順張り手法で使うインジケーターはトレンド判断の補助としてシンプルな移動平均線をおすすめします。
このチャートのように期間の違う移動平均線を観察することにより、トレンドを把握することが容易になります。(このチャートは下降のパーフェクトオーダーを作っている)
また移動平均線は抵抗帯、簡単に言えば反発ポイントになる可能性が高いです。
移動平均線についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ見てください。

逆張りの攻略法
逆張りは流れに逆らうエントリー方法ですから、流れに逆らう明確な根拠を何個も持つことが最も重要です。
明確な根拠とは「他人に説明できるエントリーの理由」と言い直すことができます。
つまり「多分反発すると思ったから」とか「サインツールが矢印を出したから」では根拠になりえないのです。
そのため、逆張りの攻略法は「どのインジケーターを使う」ではなく「このように根拠を組み立てていく」と言う一例を紹介します。
エントリーまでに何を確認しているのかを知ってもらい、ハイローオーストラリアで逆張り手法を作る際の参考にしてみてください。
1時間足と移動平均線で状況確認
バイナリーオプションでエントリーポイントを探す場合は、エントリーする時間足より大きな時間足で相場状況を確認し、大きな流れや反発ポイントを探していきます。
極端な言い方をすれば、エントリーポイントになる可能性が出てくるまでは 5分足や1分足は見る必要がないと言えるくらい、大きな流れは重要な要素となります。
さて、今回逆張りのエントリーポイントはこのチャートの丸で囲った部分の③番。
1時間足には移動平均線の期間200(白)と期間75(水色)を表示して相場の流れを分かりやすくしています。
移動平均線とダウ理論から1時間足は下目線つまり下降の勢いがあると判断したので、ローエントリーポイントのみを探します。
このポイントは①の高値でラインを引き、②で再びラインにタッチし、安値を更新したものの再度③で水平ラインに近づいてきた部分です。
ちなみに下目線の根拠は4時間足でも確認してます。
4時間足を見ると、1つ目の下降トレンドが終わり、調整波(トレンドと逆の波)があり、その後再び下降に入ったことが分かると思います。
また⑤の部分を見ると勢いが一旦止まった部分が、今回のエントリーポイントと重なることから、相場参加者が注目しやすいライン(反発しやすいライン)と判断でき、根拠を強くすることができます。
通常、バイナリーオプションなどの超短期取引は1時間足程度を長期足として観察します。
ですが時々4時間足や日足などの大きな足を観察すると、別の目線で相場を見ることができ戦略に厚みが持てます。
最初は難しいかもしれませんが挑戦してみてください。
15分足を使用
1時間足で③番付近に価格が近づいてきたら15分足などの中期的な時間足も確認していきます。
中期的な足の観察は細かい値動きも見るためです。
ちなみに、15分足でもラインを引けるところがありますが、上位足の方がラインやインジケーターの根拠は強くなるので、今回は1時間足の根拠をベースにエントリーポイントを組み立てています。
②番もラインにタッチして反転しているポイントですが、経済指標の動きのためエントリーはしませんし、目安程度にしか考えません。
(2021年9月23日AM3:00(日本時間)アメリカFOMC)
テクニカル分析をメインにバイナリーオプションをする際は、急に今までと全く違う動きになった場合は、様子見に徹することが無駄な負けを減らすコツと言えます。
そしていよいよラインに価格が近づいたらエントリーする時間足に切り替えるわけです。
③エントリーする時間足での判断
今回は5分足でエントリーします。
5分足にはストキャスティクス(5、3、3)を表示しエントリーの補助として使います。
このエントリーポイントでは③-1、③-2、③-3の3つのエントリーチャンスがある場面となるのでそれぞれの根拠を解説していきましょう。
ストキャスティクスの使い方についてはこちらの記事を参照してください。

1つ目のエントリーポイントの根拠
ローソク足がラインにタッチ後、長い上ヒゲを付けてピンバーとなり終わっています。
この状態は上昇に挑戦したが否定されたことを意味するのですね。
ローソク足が移動平均線から剥離していることもエントリー根拠として有力です。
2つ目のエントリーポイントの根拠
③-2のエントリーポイントは矢印の足が1度ラインにタッチ後陰線を付けているのが分かると思います。
この状態も③-1と同じように上昇を否定されたことを表しているのですね。
そしてストキャスティクスはローソク足が前回の高値まで到達しているのに前回より低い位置にいることからダイバースジェンスの可能性が非常に高い状態です。
3つ目のエントリーポイントの根拠
③-3は少し前にラインをオーバーしましたが、再び戻ってきて矢印のローソク足が陽線でラインにタッチした後陰線として終わっています。
今回は逆張りについてマルチタイムフレーム分析を取り入れたエントリー例で解説しましたが、順張りについても同じことが言えます。
ハイローオーストラリアで勝ち、資金を増やしていくためには「エントリーの数」ではなく「エントリーの精度・確実さ」が必要なことを分かってもらえれば幸いです。
まとめ
- 相場の流れがハッキリしてからエントリーする
- トレンドの初動を捉える(ラインブレイクや押し目買い・戻り売り)
- 明確な根拠を重ねたポイントでエントリーする
- 安易に逆張りは使用しない
- 1つの手法を極める
- 大きな流れを常に考える
- ローソク足を中心にエントリーポイントを探す
バイナリーオプションは初心者がすぐに勝ち続けられるほど簡単ではないですが、正しく理解し、正しい経験を積めば誰でも勝ち続けられる可能性がある投資です。
この記事を参考に自分の手法を極め、ハイローオーストラリアを攻略していきましょう。